10月12日のことになりますが、0時過ぎに私の運営するWebサイトのアップデートを行い、朝、また、アップデートしようとFTPでサーバー側のhtmファイルの時刻を見ると全て12日の午前4時台の時刻に変わっているのを目にしました。そしてimagesのフォルダの中を見ると、gifimg.phpというファイルが同様の時刻で登録されていました。

 「FTPする際のIDとパスワードが盗まれ、改ざんされた!!」

 「ついに私のサイトも」と背中がゾッとなりました。パスワードの更新頻度が低かったのでしょうか・・。
 全てのimagesのフォルダ内に埋め込まれたgifimg.phpを削除し、パスワードを更新し、改ざんされたhtmファイルを全て復旧する作業を行なうことになりました。
 「ぜい弱性がある」という情報からAcrobatは対策されたものにアップデートしていたのですが、まだ、この改ざんの手口がつかめていません。少しでもリスクを減らそうと、FTPのアプリケーションプログラムとしてNextFTPを使い、パスワードは登録して使っていましたが、毎回、入力する方法に変更しました。時間をとってこのWebサイトの改ざんの手口について調べなければならないと思うのですが・・(まだ、日本のGoogleではこれに関する参考となる情報は検索できていません)

現在、私が被害にあったのと同様に多数のWebサイトが改ざんされ、それに気付かれずに運営されている

という恐ろしい事態が進行していることに気付かされました。全てのホスティングサービスを行っている事業者やプロバイダがそのWebサービスを利用しているユーザーに

「緊急事態通報」

を出す必要があるのではないかと思い至らせました。
 この分野の専門家でない私の現在の対策は上記のパスワードに対するものと、運営するWebサイト内のファイルの更新日を定期的にチェックして異常がないかを確認するという、少々、ローテクな方法となっています。


【関連情報】(追記)
新種の「Gumblar」PHPウイルスがはやっています - オノコロ こころ定めて - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/umayado17/59853513.html