「3つの原子炉が同時多発的にメルトダウンするという未曾有の事態に見舞われた福島第一原発。想定外のトラブルが連鎖し、格納容器爆発の危機が迫るなか、東京電力の技術者たちは死を覚悟した。400人以上に取材して浮かび上がった驚愕の新事実とは! B5版カラーページに、事故現場の貴重な写真と東電社員の貴重な証言、多数掲載。福島第一原発事故を理解するための必須の一冊」と内容紹介される NHKスペシャル『メルトダウン』取材班 (著)「メルトダウン 連鎖の真相」(2013年、講談社)をBOOKOFF 16号野田店で入手しました。
 「官邸や東電本店の要請に従わず、海水注水を強行した吉田昌郎・福島第一原発所長。日本中が喝采を送った「海水注水騒動」だが、事故から5年半経って原子炉にほとんど水が入っていなかったことが判明した。6年にわたる検証で浮かび上がってきた数々の「1号機冷却」の謎に迫る! 東京電力技術者や原発専門家ら1000人以上を取材して浮かび上がってきたのが、原子炉冷却をめぐる「情報の共有」に失敗という事実だった。東京電力テレビ会議の内容を、AIで解析し、吉田所長の疲労度を解析したり、事故対応の意思決定に組織上の問題があったことなどを突き止める。 事故6年目経過しても、次々に浮かび上がる新事実。福島第一原発事故の調査報道の金字塔というべき作品」と内容紹介される NHKスペシャル『メルトダウン』取材班 (著)「福島第一原発 1号機冷却「失敗の本質」」(2017年、講談社)はBOOKOFF 16号柏沼南店で入手しました。
 NHK GのNHKスペシャルで「メルトダウン File.8 事故12年目の“新事実” 【前編】」(2023年3月19日)、そして「メルトダウン File.8 事故12年目の“新事実” 【後編】」が放送されました(リンク先はNHKのまとめ記事)。事故当時、「どうなっているのか?」、「最悪の事態がおきるのか?」と考えるだけで何もできない自分自身に無力感を感じていたことを思い出しました。