3月8日は「国際女性の日」です(リンク先は国連広報センター)。内閣府男女共同参画局のWebサイトの「国際女性の日」はその日がどういう意味を持っているかの解説はなく、「イギリスの経済誌「エコノミスト」が、主要な29か国を対象に女性の働きやすさを評価したランキングを発表し、日本は最下位から3番目にとどまりました。」(2024年3月7日、NHK NEWS WEB)が報じられましたが、内閣府男女共同参画局自体が女性進出に消極的であることを感じさせました。

 「日本では男性に政治権力が集中している.何が女性を政治から締め出してきたのか.そもそも女性が極端に少ない日本の政治は,民主主義と呼べるのか.客観性や中立性をうたってきた政治学は,実は男性にとって重要な問題を扱う「男性の政治学」に過ぎなかったのではないか.気鋭の政治学者が,男性支配からの脱却を模索する.」と内容紹介される 前田健太郎 (著)「女性のいない民主主義」(2019年、岩波書店)をBOOKOFF 16号柏店で入手しました。
 「働く女性は雇用者全体の半数近くを占めるのに,本人が望んでも働き続けられないのはなぜなのか.なぜ非正規雇用が多いのか.「女は家に」という意識,育休のとりにくさ,介護の問題など課題は多い.男女共同参画社会の中での「軋轢」を描きながら,当事者の声とともに,未来に向けて提言する.」と内容紹介される 鹿嶋敬 (著)「なぜ働き続けられない? ー 社会と自分の力学」(2019年、岩波書店)はBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。