3月4日の「NHKニュース おはよう日本(関東甲信越)」で「新潟水俣病診る医師 原告主治医の日々記録」として関川智子医師(81歳)が新潟水俣病に取り組まれる姿が紹介されました。新潟水俣病として認定されているのは1割に満たないことも番組中で伝えられ、再び、「役人は・・」と憤りが湧いてきました。そして齋藤恒 (著)「新潟のメチル水銀中毒症 ー その教訓と今後の課題」(2018年、文芸社)に触れたblogのことを思い出しました。また、本blogで入手について書いていなかった水俣病に関する次の本のことを思い出しました。

 「事件の風化が危惧されている今,わたしたちは水俣病を本当に「忘却」できるのか.家族の壮絶な死,周囲からうける差別と偏見,チッソ・行政との長き闘い,そして和解案受諾の選択-.心身を蝕む病苦を抱えながら,どのように生き,何を訴えてきたのかを,10名の患者が語る証言集.その問いかけにどう応えるのか.」と内容紹介される 栗原彬 (編集)「証言 水俣病」(2000年、岩波書店)をBOOKOFF 6号南柏店で入手しました。
(税込110円)