NHK Eテレで3月4日、「こころの時代〜宗教・人生〜」選 アーカイブ 「破壊された心の復興」が放送されました(初回放送:2018年5月13日)。カンボジアが1975~1979年のポル=ポト政権の独裁で犠牲者の正確な数は不明とされる虐殺が行われたことを思い出しました *。そしてクメール王国の栄華を象徴する遺跡群のアンコール遺跡は1992年に世界遺産リストに登録されたのと同時に危機遺産リストに登録され、日本を含む各国の協力で2004年に危機遺産リストから削除されたとのことです。修復に携わる石澤良昭先生の取組に感謝の気持ちで一杯になりました。そして上智大学にカンボジアから寄贈されたアンコール遺跡の石があることを知りました。
 「アンコールワットとクメール美術の1000年展」(1997年11月1日~1998年3月22日、東京都美術館・大阪府立美術館)のために制作された図録BOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で目にし、入手しました。

*:フン・セン首相が自国の民主派や政敵を排除した独裁体制を続けているのは忘れてならないことです(2022年1月7日、東京新聞)。
(税込220円)