「日本の近代建築が直面した最初の難題は「脱ぐか否か」だった。一八五七年、米国総領事ハリスは江戸城登城を許される。土足のハリスを迎えたのは畳に敷かれた錦の布と、その上で草履を履いた将軍家定。以降、公的な場は「脱がない(土足)」が原則となる――。「和」の建築は「洋」をどう受け入れてきたか。銀座煉瓦街計画、国産大理石競争、奇妙でアヤシイ洋館群、日本に溺れた英国人教授等、建築探偵・藤森教授が語る全68話。」と内容紹介される 藤森照信大和ハウス工業総合技術研究所 (著)「近代建築そもそも講義」(2019年、新潮社)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
 本書の「第8講 コンドル教授が育てた4人の建築家」の中で欧州宮殿様式最後の華〈赤坂離宮〉(先のblogで触れた今日の迎賓館赤坂離宮)が解説されています。
(税込470円→税込110円)