「伊藤詩織さんの訴え再び認める 「性行為の合意なかった」 山口敬之氏に330万円支払い命じる 東京高裁控訴審」(東京新聞 )が報じられました。伊藤さんが強姦の被害届を警視庁に提出したのに、東京地検が2016年7月に山口氏を不起訴処分としました。当時、「地検は自分にメリットとならないことは不起訴処分にする」を思い出しました*
 昨年11月のblogで性被害について書きましたが、その中で触れた伊藤詩織 (著)「Black Box」(2017年、文藝春秋)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で目にし、「ジャーナリスト教育を受けた人間なら読まなければいけない」で入手しました。そして獣に関する描写を我慢しながら読みました。
 東北新社が総務省幹部を接待した問題で、同社に勤務する菅(元)首相の長男が懲戒処分を受けたことが2021年2月に報じられました。マスメディアに勤務する人々に対して「倫理的な意識に疑問を投げかけられている。正しい行動を」と願います。
 伊藤詩織さんを応援しています。「男性優位」といった馬鹿な意識を持ち、平気で嘘をつく輩を根絶するためにも・・ 
(税込520円→税込220円)

*【追記】:「2019年の参院選広島選挙区をめぐる河井克行・元法相(58)らによる買収事件で、公職選挙法違反(被買収)の疑いで告発され東京地検が不起訴にした地元議員らのうち少なくとも30人について、東京第六検察審査会が「起訴相当」と議決したことが分かった。」(朝日新聞デジタル、2022年1月28日)が報じられましたが、これも文中の地検の対応に該当と考えられます。