2020年、George Floydさんが警察官によって死に至らしめられたことで全米に広がった "Black Lives Matter" (BLM)運動を忘れることはありません。そしてWikipediaより、2013年からこの運動が始まっていたことを知り、米国で厳然と人種差別が続いていることを再確認させられました*
 岩波ジュニア新書の辻内鏡人・中條献(著)「キング牧師 人種の平等と人間愛を求めて」(1993年、岩波書店)をBOOKOFF 6号南柏店で見つけ、入手しました(税込110円)。
 本書をよみながら、1968年、凶弾によって39歳で生涯を終えたキング牧師の生きた時代と、報道で伝えられる今日の米国の姿(トランプ大統領にけしかけられて議会議事堂へ乱入したデモ隊**)を考えながら、やりきれない気持ちになっています。
 本書の、キング牧師が15歳で大学1年生となったことを書かれた部分を目にし、「日本も一人一人の学びの進捗状況によって、飛び級などを積極的に採り入れて欲しい」と強く思いました。


*NHKが子供向け番組の中でBLM運動について安直な報道をしたことは情けないものがありました。
**:2016年、ドナルド・トランプが大統領に選ばれたことに「米国とはこんな国だったんだ」とひどく失望させられました・・