エリック・サティ(Érik Alfred Leslie Satie;1866年5月17日 ~ 1925年7月1日)は深水悠子さんの東京藝術大学の修士論文「日本におけるエリック・サティの受容について」によれば1970年代以降から日本で一般に知られるようになり、サティ・ブームとなったとのことです。私がサティの音楽を聴く機会を得たのはこのサティ・ブームのおかげで初めて聴いた時、「これをクラシック音楽と言ってよいのだろうか?」になりました。そして今日、「ポスト・クラシカル」という音楽ジャンルの中でサティの名前があげられていることを知りました。
 先のblogのようにサティのピアノ曲を聴きたくなり、以前、サティのレコードを入手したと思うのですが、出てこず、BOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店のCDコーナーを探しましたが、見つからず(代りに"Debussy: Piano Works by Alexis Weissenberg"を入手)、amazonでアルド・チッコリーニ(Aldo Ciccolini)の演奏による「サティ:ピアノ曲集1」(1983~1986年録音)を注文し(送料込351円)、届きました(写真左)。アルド・チッコリーニ(1925年8月15日~2015年2月1日)はフランス在住のイタリア人ピアニストで、フランス近代音楽の解釈者ならびに擁護者として国際的に著名であり、サティ、ドビュッシーのピアノ曲全集を録音し、若いころは速弾きの雄としても知られていたとのことです。収録曲を次にリストします。