関市のわかくさ・プラザに掲示の観光地図でフェザーミュージアム関鍛冶伝承館が2km弱の場所にあることを知り、フェザーミュージアムへ愛車で向かいました。駐車場には大型バスが3台駐車していて、館内には子供たちの元気な声がありました。
 フェザーミュージアムは2000年に「カミソリ文化伝承館・フェザーミュージアム」として開設され、2016年3月13日に「フェザーミュージアム「世界初の刃物総合博物館」」としてリニューアルオープンした「切るの未来を考える」をテーマにした体験型企業ミュージアムとのことです。
 1階には1932年7月に設立された関安全剃刃製造合資会社として日本企業初の安全剃刀製造開始したことなどを紹介するフェザー・ヒストリー、フェザーの新聞広告やTVCMの歴史を紹介する広報展示記念撮影コーナーなどがあります。
 階段を上がると階段室の壁面にカミソリウォールが展示され、2階には「切る」に関する歴史や原理の解説、医療分野や産業用の精密刃物展示、「切る」に関する収蔵物の展示があります。
 昔、研削加工に関わる機械設計をしていたことから、原理などの解説は「そうそう」という気持ちで展示を見ましたが、精密刃物展示は「なるほど!」ととても勉強になりました。