おさしみ生しょうゆ(キッコーマン)を使い終わりました。「ボトルを押すとしょうゆが出て、戻すと止まる「押し出し式」で内側の袋だけが小さくなっていく2重構造。最初から最後まで容器が変形しないので、使いやすさが変わりません。」(「いつでも新鮮」シリーズ | キッコーマン)として解説され、原理はわかっていましたが、「具体的に容器としてどのように設計されているのだろう?」と好奇心が湧いて、分解を試みました。
 キャップとボトル本体はしっかりと嵌合され、手の力で分解は不可能でカッター、そしてラジオペンチで内部構造の確認となりました。内側と外側の袋の間に入る空気が醤油を注ぐ際に逃げると使いづらいものとなるため、逆止弁の構造がキャップ側に設けられていると思いますが、今回の分解ではその構造まで追及できませんでした(今度、切れ味のよいカッターを用意して・・)。
 アイディアを実際の形にする設計の難しさを「やわらか密封ボトル」の分解を通して思い出しました。