手術(?)を待つJBL 4408A JBL 4408Aの穴の開いたエッジの交換用のウレタンエッジA08（ファンテック）が届きました。SC7.5(DENON)の残りの2本のエッジを交換し終えたことから、4408Aのエッジの交換にとりかかりました。交換の要領はSC7.5と同様でSC7.5で慣れたこともあり、水性ボンドセットを使ってスムーズに行うことができました。以下、写真で交換の状況を紹介します。
音出しはAntonio Carlos Jobim の"Wave"。ベースの音がよく入っているボサノバの曲で「エッジを交換したウーファーのチェックにちょうどよい」という単純な理由からの選曲です。大きな音量のベースの再生も問題なくこなすことを確認した上、Bill Evans Trioのアルバム"Waltz for Debby"から"My Foolish Heart"を聞いてみました。耳に親しんだ音がでてきて修理がうまく完了したことを確信しました。補修用のエッジA08は3,200円/枚で、水性ボンドセット 400円はSC7.5用で使った残りが充分ありましたので、補修費用はDIYによりエッジ2枚分の6,400円で済みました。
【交換作業状況】プラスドライバー No.2を用いてウーファーを取り外しウーファーを裏返しに・ ウーファーは116H-3 (口径 : 20cm、重量 : 2.4kg)。なお、ツィーターは052Tiネットワーク外したウーファー（取り外し作業中にエッジは更にボロボロに）エッジの除去作業中（アルミダイキャストフレームに化粧リング）化粧リングの取り外し作業化粧リングを外した状態アルミダイキャストフレームについたエッジの残りなどを除去後の状態・ 湿らせたペーパータオルをコーン紙に触れないように注意しながら、フレームの付着物に付けて擦ると軟化し、除去しやすくなりました。エッジを取り付けた状態・ JBL 4408Aのウーファーは20cmでボンド貼り付け時にエッジの位置がずれないように注意して作業したこともありますが、SC7.5と同様、センター出しは確認程度で済みました。ダイキャストフレームのネジ穴の部分をエッジが塞いだ状態ネジ穴を塞ぐエッジの部分をカッターで除去エッジの修復を完了し、化粧リングを貼り付けたウーファー修理したウーファーを取り付けて手術(?)を完了したJBL 4408A【仕様】形式：２ウェイ バスレフ型、20cmコーン形ウーファー、2.5cmドーム形ツィーター再生周波数：35～30k[Hz]、クロスオーバー周波数：2.5k[Hz]平均出力音圧レベル：89[dB]、入力インピーダンス：8[Ω]、最大許容入力：100[W]寸法：43.8×30.5×29.3[cm]、重量：12[kg]☆ ☆ ☆
■ CDP-333ESJ、再び不調に・・CDP-333ESJ (SONY) JBL 4408Aの音出しにCDプレーヤー CDP-333ESJ (SONY)を使おうとしましたが、CDトレイが開かなくなっていました。1年ほど前に音の調子が悪くなったため、分解しましたが、今回は不具合の状況が異なります。
ラックからCDP-333ESJ を取り出して電源ケーブルを挿して、POWER ONにし、CDトレイのOPENボタンを押してもやはり開かないことから、上部カバーを「パン」と平手で叩いたところ、トレイがでてきました。そしてCDをセットして再生などの各種操作したところ、異常はなさそうです。トレイ開閉の機構部が何らかの原因で機械抵抗が大きくなり、不調となっていると推測されます。
また、分解の楽しみができました (^_^;
----------
スピーカー SC-7.5（DENON）の復活！！：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2012-10-09JBL 4408A、お前もか・・：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2012-10-10ファンテック ≪SPEAKER PARTS & REPAIR≫ スピーカー修理・オーディオパーツ販売
http://www.funteq.com/home.htmファンテック -- スピーカー修理用エッジ --
http://www.funteq.com/shop/shop1.htmCDプレーヤー CDP-333ESJ (SONY)、復活！：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2011-09-27-1Wave
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: A&M
- 発売日: 1989/05/02
- メディア: CD