市電と地下鉄の車輌を中心に展示されていて、規模は小さいですが、名古屋市の公共交通の歴史の一端を学ぶことができました。資材割当てを受けて昭和19年に製造された市電3000型の内部は板張りで時代を感じさせます。
午後4時となって後ろ髪を引かれる思いで外へでましたが、その後、市営交通80周年記念のシールドマシンモニュメントとされるメガネ形の複円シールドマシンのカッター部をゆっくりと見ることができました。このシールドマシンの存在は知っていましたが、目にするのは初めてで「なるほどなあ」です。土木工学を学ぶ人にもレトロでんしゃ館の見学を進めたくなります。そういえば鹿島建設が飛躍するきっかけとなったのも鉄道工事だったような記憶が・・。
日進工場の事務棟の裏側にレトロでんしゃ館があります。レトロでんしゃ館の内部。左側は市電1400型地下鉄100型(昭和32年の名古屋市営地下鉄開業時に走った車輌)市電2000型(昭和31年の製造で、車輪にゴムを挿入して騒音・振動を少なくされている)市電3000型(昭和19年製造、昭和45年まで活躍)メガネ形の複円シールドマシンのカッター部メガネ形の複円シールドマシンの解説----------
レトロでんしゃ館(名古屋市交通局):ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2012-04-09