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「脳内汚染からの脱出」、「ゲーム理論はアート ― 社会のしくみを思いつくための繊細な哲学」 [本と映像・音楽の話]

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 11月23日は「人々が仕事や勉強の大切さを自覚し、生活の中に調和させながらゲームを楽しむことを目的」として一般社団法人日本アミューズメント産業協会(JAIA)が制定した「ゲームの日」とのことです(リンク先はPR TIMES MAGAZINE)。囲碁、将棋、麻雀など、人の作った規則の中で遊ぶゲームには興味が持続せず、もっぱら新しい知識が得られることが期待される本を読むことを楽しんでいます。
 2019年5月25日、WHOの国際疾病分類の改訂版「ICD-11」でスマートフォンなどのゲームにのめり込んで日常生活に支障をきたすゲーム依存症ギャンブル依存症などと同じ精神疾患に分類され、治療が必要な疾患として位置づけられたことが報じられました(朝日新聞の記事)。
 「ゲーム、ネット中毒はいまや世界中の子どもたちを蝕んでいる。豊富な国内、海外の実例を挙げ対処法を探る、新しい「親の必読書」」と内容紹介される 岡田尊司(著)「脳内汚染からの脱出」(2007年、文藝春秋)をBOOKOFF 豊田下林店で見つけ、ゲーム依存症に関する本であることから入手しました。

 同じゲームという言葉を使いますが、異なる意味をもった「ゲーム理論」があります(一応、NPO法人 日本シミュレーション&ゲーミング学会の会員ですが、学会費を納めるだけで具体的な活動は・・)。「ゲーム理論は、社会のしくみを解き明かすための最強のアプローチだ。 「なぜハラスメントが起こるのか」「監視社会でいかに自立的に生きるか」など、例を挙げつつ問題の本質を簡潔に示す。」と内容紹介される 松島 斉 (著)「ゲーム理論はアート ― 社会のしくみを思いつくための繊細な哲学」(2018年、日本評論社 )はBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。

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「脳の誕生 ― 発生・発達・進化の謎を解く」、「育つ学ぶ・癒す 脳図鑑21」、「脳から心の地図を読む ― 精神の病いを克服するために」、「脳バンク 精神疾患の謎を解くために」 [本と映像・音楽の話]

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 「私たちの脳は、たった1個の受精卵という細胞から、どのように出来上がったのだろう。本書は、四次元でダイナミックに生まれていく脳のドラマを解説する初の入門書である。神経組織やニューロンが作られ、脳の枠組みが出来上がる「発生」ステージ、ニューロンが突起を伸ばし繋ぎ合わされて大人の脳に成熟していく「発達」ステージ、地球史・生物史の視点からヒトの脳へ至る道筋をたどる「進化」ステージ―以上三部構成で、30週、20年、10億年の各スケールに立ち、脳という小宇宙が形作られる壮大なメカニズムを追う!」と内容紹介される 大隅 典子 (著)「脳の誕生 ― 発生・発達・進化の謎を解く」(2017年、筑摩書房)をBOOKOFF 16号柏沼南店で入手しました。

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