山の上ホテルの土地建物が明治大学に継承 [旧い建築物]
2023年11月25日撮影
2023年11月のblogで「「山の上ホテル」が創業70周年を迎え、竣工から86年を迎える建物の老朽化への対応を検討するため、2024年2月13日より当面の間、休館」について触れ、2024年4月のblogで「山の上ホテル」の建物が仮囲いで囲まれていることを書きました。
明治大学が「山の上ホテル」の建設されている土地及び建物を取得したことが報じられました。よかった (^_^)
「匠のつどい ― 自作を語る 彫金・硝子・佐賀錦・蒟醤・青磁・木工芸」、「裏千家 お茶の道しるべ」 [本と映像・音楽の話]
「増田三男(彫金)、藤田喬平(硝子)、古賀フミ(佐賀錦)、太田儔(蒟醬)、三浦小平二(青磁)、川北良造(木工芸)。日本の工芸を代表する六人の作家が、創作の歩みと自作を語る。」と内容紹介される 芸艸堂編集部 (編)「匠のつどい ― 自作を語る 彫金・硝子・佐賀錦・蒟醤・青磁・木工芸」(2001年、芸艸堂)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。発行から23年経ち、鬼籍に入る方も確認しました。
「京の遺伝子・職人 - 数寄屋建築を支える」、「日本美を訪ねる関西4都市の旅 ― 古建築から近代建築まで日本人ならこれだけは見ておきたい」 [本と映像・音楽の話]
「町家や商家、寺社、茶室まで、日本伝統の建築物は全て職人の手によって、しかも、一つや二つの業種ではなく、数十業種にも及ぶ職人たちのコラボレーションによってようやく一つの建築物は生まれます。近年、近代化の波にさらされて職能人の形も意識も変わり始めている中で、伝統を守り、育てる重要性は年々増す一方です。本書は、大工職をはじめ、建具師や瓦職など、建築に携わる様々な職人たちを取材したドキュメンタリーとエッセイ。著者が出会った二十五業種の職人たちの人物像やその道具、仕事ぶりなどの「生きた写真」を軸に、彼らの言葉を建築家の視点でまとめていきます。【日本図書館協会選定図書】」と内容紹介される 山本良介 (著), 関谷 虹 (写真)「京の遺伝子・職人 - 数寄屋建築を支える」(2014年、淡交社)をBOOKOFF 埼玉三郷店で入手しました。
「京の遺伝子・職人」を斜め読みしながら気づかされたのが、現場の仕事を知らずに「言えばやるだろう」と手配師の数が増えている今日の社会のことでした。学生時代、機械工学概論の講義の実習でアーク溶接を行なう中、溶接棒の先端が溶けて溶接対象にくっついてしまい「溶接ってこんなに難しいんだ、溶接工の人はすごいなあ」と実感しました。その後も様々な現場を見ることで色々と気付かされ、そこで仕事をする方から教えられ、多くを学ぶことができました。これらはAIでは決して得られない知識と思います。