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Olivetti Lettera 32 [2. 道具(その他)]

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Olivetti Lettera 32

 『現代道具考』の中のtypewritersOlivetti Lettera 32 , Brother EM501を紹介しています。Brother EM501「ブラザーコミュニケーションスペース」へ訪れた時のblogでも紹介しました(同館は2018年1月22日に「ブラザーミュージアム」に名称変更)。
 Olivetti Lettera 32の入手の理由について『現代道具考』では「このタイプライターが欲しく」としか書かなかったのですが、学生時代だった当時、大型計算機へのプログラム入力はパンチカードを使用していて、研究はコンピュータシミュレーションだったため、「パンチカードに短時間で穿孔するにはタイピング速度を上げるしかない」という実利的な目的がありました、勿論、Lettera 32を選んだのは「デザインに魅かれて」でしたが。そしてタイピングの教本を読んで毎日20~30分欠かさず1ヶ月ほど練習して、タッチタイピングでコンスタントに 30 WPM (WPM:“Words Per Minute ;1 wordは5 characters)で入力できるようになりました(今日、Web検索して「文字」と「語」の違いを理解しないで書かれたWebサイトがあるのに気付きました。それが本blogを書いた理由)。その後、入社した企業でもプログラムを作成するようになり、タッチタイピングできるのが役に立ちました。技術開発本部での仕事をしていた時、総務グループから業務の電算化について協力依頼され、表計算ソフトの導入や英文契約書作成のための環境整備の提案をしました。Brother EM501はその時に提案した機種でした。
 タイピングの練習を始めてから〇十年後、会議の席に運営係として座り、ノートPCで会議出席者の発言内容を入力し、会議後、内容チェックし、すぐ、電子メールで出席者に配信ということもしていました。
 音声認識が実用化されつつありますが、私にとって使いやすいのは未だにキーボード・・。複数の声が同時にしても、記録対象となる発言者に注意を集中して文字化できますので・・(コンピュータに各人の声を事前学習させれば音声認識の可能性もありますが・・)。

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「御在位六十年記念 日本美術名宝展」図録、「御即位10年記念特別展 皇室の名宝 ―美と伝統の精華 」図録 [本と映像・音楽の話]

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 昭和天皇の在位60年を記念して特別展「御在位60年記念 日本美術名宝展」東京国立博物館(1986年9月23日~10月19日)、そして京都国立博物館(1986年11月1日~11月30日)で巡回展示されたとのことです(当時は開発設計のためにプロジェクト室に寝泊まりしていた時代で、美術展などへいく余裕は全くありませんでした)。東京国立美術館 / 京都国立美術館 / 日本テレビ放送網 (編)「御在位六十年記念 日本美術名宝展」(1986年、日本テレビ放送網)の図録をBOOKOFF 6号南柏店で入手しました。
 「御即位10年記念特別展 皇室の名宝 ―美と伝統の精華 」(1999年12月14日~2000年2月13日)が東京国立博物館で開催されました。東京国立博物館 / 宮内庁 / NHK (編)「御即位10年記念特別展 皇室の名宝 ―美と伝統の精華 」の図録(1999年、NHK出版)はBOOKOFF 16号野田店で入手しました。

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