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「理系の女の生き方ガイド―女性研究者に学ぶ自己実現法 」、「シングルマザーの貧困」、「アンダークラス ─ 新たな下層階級の出現」、「老後破産: ―長寿という悪夢― 」 [本と映像・音楽の話]

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 「1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」として制定されたとのことです(HAPPY WOMAN ONLINE)。「イギリスの経済誌「エコノミスト」が主要な29か国を対象に女性の働きやすさを評価したランキングを発表し、日本は最下位から2番目にとどまりました。」(2023年3月8日、NHK)が報じられました。世界経済フォーラムの「ジェンダー・ギャップ指数2022」(リンク先は男女共同参画局)での日本の総合スコアは0.650で、順位は146か国中116位(前回は156か国中120位)。このニュースでさらに何ともやりきれない情けない気持ちになりました。

 「テーマの選び方から子育て期間の乗りきり法まで、楽しい研究生活のために必要な知恵! 結婚や子育ての経験が理系で生かせる。女性研究者の最大の障害とされる結婚や子育ても、その経験を男にはまねのできない強みにしてしまおう。積極的でスマートな研究生活を送っている、先輩女性研究者からの実感アドバイス。理系をめざす女性たちに贈る熱いエール!」と内容紹介される 宇野賀津子坂東昌子(著)「理系の女の生き方ガイド―女性研究者に学ぶ自己実現法 」(2000年、講談社 )をBOOKOFF 岡崎井ノ口店で入手しました。
 「今日の社会では、あらゆる側面で自由競争が標榜される一方、実質的に女性が一人で子どもを産み育てる自由は乏しい。それは、この国の女性が今なお「産む自由」を本当の意味では手にしていないことの証左ではないのか。(「はじめに」より)  現代日本の社会制度は、戦後の高度経済成長期に普及した「標準家族」像によって設計されており、そこから外れてしまったものたちには険しい壁が待ち構えている。「家族」から抜け出し「シングルマザー」となった6人の実例から、ここに凝縮される日本の社会保障制度、雇用慣行、家庭生活それぞれの抱えている問題をあぶりだす。」と内容紹介される 水無田気流 (著)「シングルマザーの貧困」(2014年、光文社)はBOOKOFF 6号南柏店で入手しました。

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「ホワット・イフ? ー 野球のボールを光速で投げたらどうなるか」、「光と電気のからくり ― 物を熱するとなぜ光るのか?」、「子どもの疑問からはじまる宇宙の謎解き ― 星はなぜ光り、宇宙はどうはじまったのか?」 [本と映像・音楽の話]

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 「学校がお休みの間だからこそ、何か子どもたちのためになる(しかも夢中になって読んでくれて、手がかからなくなる)本がほしい! というお父さん、お母さんも多いのでは。 早川書房が、そんなみなさんのご希望にお応えします。 その答えこそ、ランドール・マンローのカタカナタイトル3作品『ホワット・イフ?』 『ホワット・イズ・ディス?』 『ハウ・トゥー』です!」と紹介される ランドール・ マンロー (原著), 吉田三知世 (訳)「ホワット・イフ? ー 野球のボールを光速で投げたらどうなるか」(2015年、早川書房;リンク先は2019年にQ1とQ2に2分冊化して発行のQ1)をBOOKOFF 6号松戸馬橋店で入手しました。
 「電線内を電子が動くのが電流。では、電波は、アンテナから電子が飛び出したのでしょうか? 物が見えるということは光が目に入ってくることを意味する。では、その光はいったいどこからどう発生したのか? 静電気にはじまり、電気と磁気の関係、光と電磁波の正体、原子の構造と光の発生のメカニズムまで、目で見るようにわかりやすく解説する。」と内容紹介される 山田克哉 (著) 「光と電気のからくり ― 物を熱するとなぜ光るのか?」(1999年、講談社)はBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
 「へえーっ、「宇宙論」ってそういうことだったんだ! 夜空を見上げ、誰もが一度は思い浮かべる疑問から、一歩一歩、最先端の宇宙論へと近づいてみませんか?銀河、ブラックホール、超新星爆発、ダークマター、ビッグバン……。魅力いっぱい!……でも、ちょっと難しそう、と思っていた壮大な宇宙の話が、楽しくやさしくわかります。」と内容紹介される 三島勇保坂直紀 (著)「子どもの疑問からはじまる宇宙の謎解き―星はなぜ光り、宇宙はどうはじまったのか?」(2000年、講談社)もBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。

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「空の色と光の図鑑」、「光技術入門 [第2版]」、「青色発光ダイオード―日亜化学と若い技術者たちが創った」、「青い光に魅せられて 青色LED開発物語」 [本と映像・音楽の話]

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 2017年3月8日、第1回『光の日』合同シンポジウムが、2007年より光速(約3×10^8m/s)にちなんで3月8日を『光の日』と定めて活動してきたことを踏まえ、光関連学会による合同記念イベントが開催されたとのことです。

 「虹、オーロラ、稲妻、蜃気楼、ブロッケンの妖怪など、大気の光学現象を美しいカラー写真と詳細な原理説明で解きあかした初めての図鑑。技術・科学図書文化賞受賞。」と紹介される 斎藤文一 (著), 武田康男 (写真)「空の色と光の図鑑」(1995年、草思社)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
 2015年のblog「情報通信と社会 - IT社会のための革新的光通信 -」(2015年6月12日、東京工業大学)を聴講し、「(略)門外漢の悲しさ、講演内容を十分理解するには到りませんでした (T_T) (略)」と書きました。「人間の五感の中でも、とくに情報量が多い視覚と密接な関連を持つ「光」の利用技術は、近年ますます重要性を増している。これらについて光線の基本的な性質から、各種応用光学や機器について最新のものを記載。理解が難解な数式について、展開の補足を行った。」と紹介される 堀内敏行 (著)「光技術入門 [第2版]」(2014年、東京電機大学出版局)も同店で入手しました。
 「独力で発明したと主張する中村修二氏。だが「青色発光ダイオード(LED)」は、日亜化学が莫大なリスクを背負う中、若い技術者たちの新発明と協力で完成された。開発の真相を初めて日亜化学が語り尽くす。」と内容紹介される テーミス編集部 (編)「青色発光ダイオード―日亜化学と若い技術者たちが創った」(2004年、テーミス)も同店で入手しました。
 「ひとり荒野をゆく-。長らく実現困難だと思われてきた夢の素子、青色LEDは、私たちの生活を大きく変えた。多くの困難や制約に直面しながら、世界で初めて「青い光」を現実のものにした研究者が開発の物語を語る。」と内容紹介される 赤﨑勇*(著)「青い光に魅せられて 青色LED開発物語」(2013年、日本経済新聞出版)も同店で入手しました(*:2014年のノーベル物理学賞を受賞。2021年4 月1 日逝去)。

【追記】
 赤﨑勇先生、中村修二先生とともに2014年に「青色LED」の研究でノーベル物理学賞を受賞された天野浩先生へのインタビューが「『サイエンスZERO』20周年スペシャル」取材班により行われ、「性能はシリコン半導体の10倍以上」青色LEDノーベル物理学受賞者が進める「窒化ガリウム・半導体革命」《電力損失大幅低減》《大容量無線通信》(現代ビジネス)として公開されていることを知りました。

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