SSブログ

「フランスの科学技術情勢―大学再編とシステム改革によるイノベーションへの挑戦」 [本と映像・音楽の話]

P1250133-20201014as.jpg

 フランスのグラン・ゼコール(Grandes Écoles)はテクノクラート養成校でその卒業生はフランス社会の支配階層を占めていることを何かで読んだ記憶があります。
 科学技術振興機構研究開発戦略センター 白尾 隆行・林幸秀・八木岡しおり(著)「フランスの科学技術情勢―大学再編とシステム改革によるイノベーションへの挑戦」(2019年、アドスリー)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で見つけ、下記の内容紹介から気になって入手しました(税込930円→税込210円)。

【内容紹介】
 日本人にとってのフランスは、なによりも美術を中心とした芸術の国であろう。しかし高等教育や基礎研究における伝統と蓄積、原子力、宇宙などの国主導の開発とその産業化における国際的な存在感も見逃せない。そのフランスの今日の課題は、公的研究機関と大学、グランド・ゼコールなどとの連携強化である。米国、英国、ドイツはもちろん、近年急激に力をつけている中国を追い、この課題をいかに解決していくか、その努力の姿を知ることにより、我が国の研究エコシステムを改めて眺める視点が得られるのではと期待している。

続きを読む


nice!(18)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー