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「スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち」 [本と映像・音楽の話]

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 南米チリの標高5,000mの高地に建設され、2011年に科学観測を開始した巨大電波望遠鏡「アルマ(ALMA)」、その最新情報から様々な観測成果を見ることができます (^_^) ただ、新型コロナウイルスの影響で3月から運用停止されていて、10月1日のニュース「アルマ望遠鏡の運用再開に向けた準備について」からその再開には、まだ、時間がかかるようです。
 山根一眞(著)「スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち」(2017年、日経BPコンサルティング)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で8月13~16日に開催のウルトラセール「本が全品20% OFF!!」で税込980円のところ、20% OFFの税込784円で入手しました。
 本書は電波望遠鏡の原理、国際共同プロジェクト、製造とメーカーに関することなど、インタビューを含めて興味深い内容が満載であることを確認しました。そしてその「あとがき」の「(略)本書は、そういう国際共同プロジェクトに参加した日本の天文学者、そして日本のメーカーの仕事、取り組みに絞りまとめた。(略)」と記載のように実現までの根気強い取り組みがあったことを感じました。そして244ページに森田耕一郎先生のことが書かれ、笑顔の写真を目にした時、涙をこらえきれなくなってしまいました(以前のblog)。

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