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「隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ」 [本と映像・音楽の話]

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 1945年8月9日午前11時2分に長崎へ原爆が投下されました・・
 8月8日、NHK Eテレで放送のETV特集「“焼き場に立つ少年”をさがして」を見ました。米軍カメラマン、ジョー・オダネル氏が撮影した「焼き場に立つ少年」の撮影された後の少年の足跡を探そうという内容でした。昨年11月23日からローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が日本を訪れ、被爆地の長崎と広島を訪れられました。教皇は2017年末に「焼き場に立つ少年」のカードを作成され、日本語のカードを日本にある16の教区本部事務局を通して配布されたことを思い出します。
 1990年頃まで原子力発電所解体プロジェクトに関わっていたことを以前のblogに書きました。そして「新版原子力ハンドブック」(1989年、オーム社;最新刊は「原子力ハンドブック」(2007年、オーム社))も書棚に入っています。
 「なぜ電気を使う都会に原子力発電所を建てないのか。危険だからである。それでも原発を進めてきたのは、その危険性や問題点(=原子力・核の真実)がこれまでも隠されてきたし、現在も隠されているからだ。これからも隠されるだろう。原子力の専門家が、隠されてきた真実の一端を明らかに、一刻も早く核を廃絶するよう訴える」と内容紹介される 小出裕章 (著)「隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ」(2011年、創史社)がBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で目に入り、ページを開いて「1章 被曝の影響と恐ろしさ」でJCOの臨界事故のことが書かれているのを目にし、つくば市にある研究機関で仕事をしていた時代、1999年9月30日、京都への出張中にニュースで事故を知り、同僚に電話し、状況を確認したことを思い出し(関連のblog)、購入しました(税込210円)。

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