SSブログ

新聞労連シンポジウム「官邸会見の役割から考える〜ジャーナリズム、本音と建前」(2019年6月22日、文京区民センター) [展示会、セミナー、博物館等]

P1090139-20190622s.jpg

 新聞労連 第62回新研中央集会「官邸会見の役割から考える〜ジャーナリズム、本音と建前」文京区民センターで6月22日13:30より開催で参加してきました。
 1993年の細川内閣で官房長官を務められた武村正義氏による基調講演の中で、1994年の国民福祉税が新生党の小沢一郎氏と公明党の市川雄一氏らの圧力により突然の発表となったことが紹介され、「そうだったのか・・」となりました。
 官邸記者アンケートの集計結果がハンドアウトとして提供されましたが、官邸記者クラブ所属の記者へのアンケート、日本新聞労働組合連合でないと各社にアンケートが断られていただろうことに触れられ、「成程・・」となりました。
 望月衣塑子記者が森友学園と加計学園について菅官房長官に追求し、その結果、その問題が明らかになりました。平成30年12月28日、内閣記者会宛に内閣官房総理大臣官邸報道室長から「東京新聞の特定の記者による質問について・・」として「問題行為」とする書面が出されていたことを知り、現在の内閣の低質さに呆れました。また、その書面に対して適切な対応ができなかった記者クラブにもがっかりさせられました。
 記者クラブに所属する記者の方たちには、官房長官の発言を文字化するのが仕事ではなく、ジャーナリストとしての使命を思い出して欲しいと強く願います(提灯記事しか出せないマスメディアもあることから難しい面はありますが・・)。

続きを読む


nice!(14)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー