「機長の心理学―葬り去られてきた墜落の真実」、「最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか」 [本と映像・音楽の話]
システム工学、信頼性工学、安全工学などでヒューマンファクターは重要で私の関心分野にもなっています。
「その時、機長の心で何が起きたのか? 「証言すると後が怖い」と隠蔽されてきた真実とは!? 居眠りは日常茶飯事!? 墜落。たった1つのミスが悲劇を招く航空機事故。右と左のレバーを取り違える、時差ぼけと倦怠感、コクピットクルーたちは眠りの中……。事故原因には複数の要素があり、単純な「パイロットエラー」という汚名の下に、根源的な「ヒューマンファクター(人的要因)」が無数に隠蔽されているのだ。「誰にでも起こりうるミス」が懲罰の恐れなく、正当に受けとめられ、じゅうぶんに調査研究されない限り、悲劇は繰り返されるのだ。」と内容紹介される D. ビーティ (原著), 小西進 (訳)「機長の心理学―葬り去られてきた墜落の真実」(2006年、講談社)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で目にし、ページを開いてその最初のページの「文庫化にあたって」の「これは、ヒューマンファクター(人的要因)研究の先駆者、アーサー・デヴィッド・ビーティ氏の著作で、事故記録を羅列するのが目的の書ではない。(略)」を読んで、即、購入を決めました。
「飛行船墜落や原発事故、毒ガス漏出など50あまりの事故を紹介。誰がどのように引き起こしたか、食い止めたか、人的要因とメカニズムを描く。」と内容紹介される ジェームズ R・チャイルズ (原著), 高橋健次 (訳)「最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか」(2006年、草思社)はBOOKOFF 豊田柿本店で入手しました。
(税込110円、税込385円→税込220円)
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David Beaty (author) - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/David_Beaty_(author)
『機長の心理学』(デヴィッド・ビーティ,小西 進):講談社+α文庫|講談社BOOK倶楽部
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000207444
信頼性工学なしにトヨタの耐久性は語れない | 日経クロステック(xTECH)
https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/column/15/415548/102600021/
ヒューマンファクター:日本ヒューマンファクター研究所(JIHF)ホームページ
http://www.jihf.com/
これからのヒューマンファクターを考える
https://www.mlit.go.jp/jtsb/symposium/symposium_5.pdf
Chiles, James R. 1955- | Encyclopedia.com
https://www.encyclopedia.com/arts/educational-magazines/chiles-james-r-1955
最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか | 草思社
https://www.soshisha.com/book_search/detail/1_1538.html
【文庫】最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか | 草思社
https://www.soshisha.com/book_search/detail/1_2293.html?mode=detail&type=1&search_word_g=2293
機長の心理学―葬り去られてきた墜落の真実 (講談社+α文庫)
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/07/21
- メディア: 文庫
Naked Pilot: The Human Factor in Aircraft Accidents
- 作者: Beaty, David
- 出版社/メーカー: The Crowood Press UK
- 発売日: 1995/05/05
- メディア: ペーパーバック
Inviting Disaster: Lessons from the Edge of Technology
- 作者: Chiles, James R
- 出版社/メーカー: Harper Business
- 発売日: 2001/09/01
- メディア: ハードカバー
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