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「原発事故と「食」 ー 市場・コミュニケーション・差別」 [本と映像・音楽の話]

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 「農水産物の一大供給地であった福島は、3・11以後、現在にいたるまで、「デマ」や風評が飛び交い、苦しい状況に追い込まれている。一方で、原発事故と震災の忘却は着実に進行している。本書は、流通や市場の課題、消費者とのコミュニケーション、差別の問題などから、「食」について多面的に論じる。「食」を通して、あの事故がもたらした分断を乗り越えられるのか――。これからの社会を考える試み。」と内容紹介される 五十嵐泰正 (著)「原発事故と「食」 ー 市場・コミュニケーション・差別」(2018年、中央公論新社)をBOOKOFF 16号柏店で入手しました。
 2014年のblogで福島第一原子力発電所の汚染水を止水するための凍土壁の問題について書きました。福島第一原発処理水の海洋放出について地元から反対の声があがり、中国で輸入禁止の措置がとられ、関係する方たちが大きな困難に直面されています。実績の少ない「凍土壁」を提案した建設会社(福島第一原子力発電所の建設に携わった鹿島建設?)、そして間違いを認めることができない硬直化した行政等の組織が現在の福島第一原発処理水の海洋放出問題を引き起こしているように思われてなりません。
(税込495円→税込110円)
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五十嵐 泰正 (Yasumasa Igarashi) - マイポータル - researchmap
https://researchmap.jp/read0203933
原発事故と「食」 -五十嵐泰正 著|新書|中央公論新社
https://www.chuko.co.jp/shinsho/2018/02/102474.html
福島第一原子力発電所の凍土壁のニュース(6月17日):ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2014-06-17-1
中国の全面禁輸「想定外」 政治問題化する処理水放出…不信募る日本 [福島第一原発の処理水問題]:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASR8S72CVR8SUHBI04W.html


原発事故と「食」 - 市場・コミュニケーション・差別 (中公新書)

原発事故と「食」 - 市場・コミュニケーション・差別 (中公新書)

  • 作者: 五十嵐 泰正
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2018/02/21
  • メディア: 新書



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