レンジフードVRAT-752ARCRとアイラック [住居]
キッチンをシステムキッチンのエーデル(Takara Standard)でリフォームしたことを5月のblogで書きました。
レンジフードはVRAT-752ARCR(Takara standard, Paloma;Palomaの商品説明の方がわかりやすい)を「レンジフード内部への汚れをシャットアウト、高品位ホーローだから水吹きでキレイ」とするホーローシャットアウトパネル、「汚れたら水吹きで落ちます」とするホーローグリシフィルター、「油汚れも水吹きでキレイに取れます」とするホーロー整流板、加熱機器連動、LED照明等の特徴から選びました。ビルトインガスコンロとしてUdea éf(リンナイ)のレンジフード連動タイプを選んだことを先のblogで書きましたが、レンジフードVRAT-752ARCRとの連動を確認しての選定でした。
以前、設備されていたブース型レンジフードファンVFB-106D(暖冷工業(株);1980年代の製品)は作動音が大きく、ガスレンジの前にいるとテレビの音が聞きとれない状態だったのですが、VRAT-752ARCRは「動作しているの?」と思えるほど静かで、テレビの音量を上げなくてもニュースなどを聞き取ることができ、「キッチンのリフォームをしてよかった (^_^) 」になりました(VRAT-752ARCRの騒音レベルは下表で、その評価は「弱」が「静か」、「強」でも「普通」の範囲に収まっています)。
そして天井照明だけではわからない調理状況が、レンジフード内蔵のLEDでよくわかるようになり、調理が以前より、少し楽しくなりました。なお、リモコンも付属していますが、最初、「試しに」と操作しただけで新しい壁となったホーロークリーンキッチンパネル(タカラスタンダード)にリモコン内蔵の磁石で固定し、その後は一度も触れていません。
LEDをONにした状態
■ アイラック
210cm幅のシステムキッチンの「 エーデル」(タカラスタンダード)、レンジフードは75cm幅のため、吊戸棚として幅90cm(シンクの上方)と幅45cmの高さ70cmの製品を組合せ、幅210cmに対応させました。そして幅90cmの吊戸棚の下にアイラックの水切タイプ(水切り棚。使わない時は収納;LED仕様)SDM-90-LED、45cmの吊戸棚の下にはアイラックのLタイプSDR-45L(最大荷重3kg。調味料などを収納)を組合わせました。
なお、「キッチンまわりの豆知識」(東京消防庁)で吊戸棚の下端部の高さは防熱版が取り付けられていれば80cm以上、防熱版が取り付けられていない場合は100cm以上とされています。吊戸棚の位置が高いと取り出しにくいことから「この面からも防熱版が不可欠なんだなあ」と気づかされました。
■ フードの高さと身長について
キッチンのワークトップの目安となる高さとして、「身長(cm)÷2+5cm」が示されます。
レンジフードに対しては、消防法の規定からガスコンロやグリルの位置からの高さは80cm以上とすることが必要です。なお、「建築基準法施行令第20条の規定より、火源又は火を使用する設備もしくは器具より排気フードの下端まで1m以下にする」と解説するWebサイトがありますが、建築基準法施行令を確認するとそれに対応する規定はないようで「改正されたのかな?」になっています。
ビルトインガスコンロの高さはワークトップと同程度となることから、消防法の規定の80cmに近い高さにフードの位置を設定した場合、フードの形状によって身長の高い人が使うと頭をフードにぶつける可能性があります。「フードの高さは使用者の身長も考慮して設定する必要がある」を設計上の配慮事項として加える必要があると思います。
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住処のキッチンのリフォームと「プロが教えるキッチン設計のコツ」:ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2021-05-30
ビルトインガスコンロUdea éf (リンナイ):ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2021-06-01
吊戸棚の取付け方法に納得:ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2021-05-31
システムキッチン エーデル | タカラスタンダード
https://www.takara-standard.co.jp/product/system_kitchen/edel/
騒音|東邦精機
http://www.toho-seiki.com/info04_e.htm
騒音レベル
https://www.nikkenren.com/kenchiku/sound/pdf/glossary/sa-0500.pdf
消防法・火災予防条例における規制|法令情報|製品情報|FUJIOH
https://www.fujioh.com/product/tech/law_3.html
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