「今日の診断指針 [第6版]」 [本と映像・音楽の話]
金澤一郎・永井良三(総編集)「今日の診断指針 [第6版]」( 2010年、医学書院;リンク先は第8版・デスク判)のポケット判(判型:B6)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で見つけ、税込6,010円のプライスタグに「表示価格から50% OFF」のシールが貼られた上、更に税込210円のプライスタグが貼られていたことから、即、購入してきました。
本書の第8版の発行で流通在庫が安価に出回ったものか、使用感は殆どありません。特徴、目次は次のもので、新型コロナウイルスの影響もあって最初に「感染性疾患」のページを開き、SARSなどの記載内容を確認してしまいました。そして他のページをパラパラと開きながら「これらの膨大な知識をある意味、常識として使いこなし、更に新しい医学上の知見を身につけて診断にあたることが求め続けられる臨床医という職業、一生、勉強なんだろうなあ」と気づかされました*。
「ハンディな本格的診療マニュアル 待望の改訂版!
● 〔症候編〕解説症候193項目と〔疾患編〕解説疾患684項目を有機的に構成し、全領域の約10,000種類の疾患にアプローチが可能
● 全身の症候、あらゆる臓器・器官の疾患をこの1冊に網羅
● 専門外の領域でも臨床医として知っておくべき内容を収載
● “どうしても”“なかなか”診断がつかないときの「次の一手」が分かる
● 全身のエコー・CT・MRI診断から脳波、心電図、髄液所見まで、一般臨床医が理解しておきたい検査法を豊富な写真とともに項目として取り上げ解説」
《目次》
I 症候編
1 全身的にみられる症候
2 脳神経・精神系の症候
3 頭部・顔面の症候
4 頸部・肩・胸部の症候
5 四肢・関節系の症候
6 胸部・心臓系の症候
7 胸部・呼吸器系の症候
8 腹部・消化器系の症候
9 腎・泌尿器系の症候
10 産科・婦人科系の症候
II 疾患編
1 救急疾患
2 神経・筋疾患
3 消化器疾患
4 循環器疾患
5 呼吸器疾患
6 腎疾患
7 血液・造血器疾患
8 内分泌疾患
9 代謝性疾患
10 アレルギー疾患
11 膠原病・免疫疾患
12 感染性疾患
13 寄生動物疾患
14 中毒性疾患
15 精神疾患
16 運動器疾患
17 皮膚疾患
18 眼疾患
19 耳鼻咽喉疾患
20 泌尿器・男性性器疾患
21 妊産婦・女性性器疾患
22 新生児疾患
23 小児疾患
24 外来の小外科的疾患
付 臨床検査データ一覧
和文索引
欧文索引
数字付用語索引
*:2014年のblogで中学生の時、隣のクラスに理数系にも強い女生徒がいたことを書きました。そのMIさんは医院のお嬢さんで医師を目指しているという伝聞から、「医師への道をすすめば・・」と夢想しましたが、血を見るのが苦手なこと、そして家の経済状態を考え、すぐ諦めました (T_T)
医学関係の書籍を入手するのは「現在のボランティア活動で何かに役立つのでは」がありますが、「中学生の時に抱いた短い夢の影響も・・」と今になって気づかされました (^_^;
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医学書院/書籍・電子メディア/今日の診断指針 ポケット判
https://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=105260
『津田塾理科の歴史 女性の自立と科学教育』:ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2014-07-31
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