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「クルマづくり究めるプロジェクト」で修復されたパブリカ [乗り物]

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 3月のblog豊田市美術館で開催の「開館25周年記念コレクション展 VISION Part 1 」他(2020年3月20日~6月21日)を観たことを書きましたが、その後、豊田市中央図書館(豊田参号館内)へ調べモノのために行きました。そして豊田参号館の隣のフリーパーキングのコモパーキングの地下駐車場に駐車し、COMO SQUAREの1階に上がったところ、昨年のblogで書いた間伐材カローラを見た位置に、クルマづくり究めるプロジェクトで修復されたパブリカセダン(UP10、1964年;写真上)が展示されているのが目に入りました。
 豊田市のクルマづくり究めるプロジェクトは「市民の方から「単にものをつくる方法を学ぶのではなく、その心、本質を体験し、ものづくりの楽しさを実感してもらいたい」と2003年3月にご寄付をいただき、2004年度から2013年度まで実施した「ものづくりなぜ?なぜ?プロジェクト」の自動車チームを継承、発展させ、2014年度から始まった事業です。」とのことです。
 電気工学を学ぶ中、機械工学は概論として学んだ程度だったのですが、運命の悪戯で機械設計にどっぷり浸かることになり、図面を書きながら「これを組み立てるには・・」と頭の中で三次元的に考えて「大丈夫だ、組み立てられる」、「これだと組立が難しい」を判断しながら製図用シャープペンシルを走らせていました(それができたのは「小さい時から機械モノの分解、組立が好きだったこともあるのでは」と。ただ、分解して組立られなかったものも少なからず・・ (^_^; )。
 機械設計を仕事とする前、プログラムのシステム設計をしたり、コーディングをしていた時期もありましたが、完成しても実体がないため、達成感をあまり感じられませんでした。それに対して機械を設計し、制御プログラムを書き、実際に動いた時、大きな喜びがありました、「モノ」を動かすことの責任の重さも実感しましたが・・。その記憶があることから、今日、「モノ」と離れたところでのコンピュータ利用が前面にでていて、「モノづくり」に対する意識が疎かになっているように思われてなりません。「クルマづくり究めるプロジェクト」、素晴らしい取り組みと思います。

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製図用シャープペンシルの変色で時の流れを感じる:ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2017-06-22
大人の鉛筆:ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2014-04-29
間伐材カローラ(豊田市のCOMO SQUAREにて):ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2019-09-18
「開館25周年記念コレクション展 VISION Part 1 」他(2020年3月20日~6月21日、豊田市美術館):ロボット人間の散歩道:SSブログ
https://robotic-person.blog.ss-blog.jp/2020-03-28
クルマづくり究めるプロジェクト|豊田市
https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/monozukuri/gakusyuu/1003946.html
パブリカUP10 | 乗用車 Part 2 | 自動車技術330選
https://www.jsae.or.jp/autotech/1-24.php

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