「没後100年　岡崎が生んだ天才　村山槐多展」（2019年6月1日～7月15日、おかざき世界子ども美術博物館）：ロボット人間の散歩道：SSブログ

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「没後100年　岡崎が生んだ天才　村山槐多展」（2019年6月1日～7月15日、おかざき世界子ども美術博物館）　[展示会、セミナー、博物館等] [編集]

　NHK Eテレの日曜美術館「火だるま槐多～村山槐多の絵と詩～」 を見て、おかざき世界子ども美術博物館で「没後100年　岡崎が生んだ天才　村山槐多展」（6月1日～7月15日）が開催されているのを知りました。おかざき世界子ども美術博物館へ行ったのはblogより4年近く前のことで、「今度、近くへいった時に見に行こう」になりました。そして愛知県での所用を終えた後、レガシィを走らせ、午後3時30分頃に到着しました。
　観覧券（大人800円）を受付で購入し、展示室に入りました。展示は村山槐多氏の生涯（1896～1919年）を「第１章　早熟の画才－岡崎・京都時代」、「第２章　周囲の期待、そして挫折－上京直後」、「第３章　「アニマリズム」開眼－新生槐多の猛進」、「第４章　晩年－虚無と絶望の果てに」の４章に分けて作品と関連資料を展示するもので、村山槐多氏の研究者には非常に有用な展示内容と思います。第４章の展示室でバラと少女を見て、「どこかで見た」になり、東京国立近代美術館所蔵とのことで「そうか」となりました（会場は撮影禁止のため、写真はありません）。
　「夭折の画家としてメディアで大きく取り上げすぎではないかな」という気持ちがないといったら嘘になります（さもないと長年にわたり習練を重ねられた画家の方たちに失礼に思えるため・・）。ただ、サクラクレパスがクレパスを開発・販売する以前に村山槐多氏がパステルで描いた作品の上に薬品を塗って保存性を高めたことに関する解説（サクラクレパスの調査についても触れられている）には「成程」となりました。
　おかざき世界子ども美術博物館に続いて「没後100年村山槐多展　―驚きの新発見作品を一挙公開－」がサントミューゼ上田市立美術館で第１期（7月27日～8月12日）、第２期（8月14日～９月１日）で開催とのことです。
　東京新聞の「藤田嗣治１００年前のパリにて　若き才能　異国で交流」という記事は村山槐多氏に絵を教えた山本鼎氏について書かれていて参考になります。また、NHKのblogの出かけよう、日美旅の第93回　京都へ　知らない村山槐多を見つける旅は村山槐多氏の描いた作品の対象となる寺や風景が紹介されていてこれも参考になります。

「没後100年　岡崎が生んだ天才　村山槐多展」の入口

おかざき世界子ども美術博物館をふれあい広場から見る

■　岡崎地域文化広場
　おかざき世界子ども美術博物館は岡崎地域文化広場の一画にあります。

遊具

妖精の棲む浮かぶ島（左側）

子どもの像

屋外ステージ

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日曜美術館「火だるま槐多～村山槐多の絵と詩～」 - NHK
https://www4.nhk.or.jp/nichibi/x/2019-06-23/31/30389/1902805/
第93回　京都へ　知らない村山槐多を見つける旅 | 旅の紹介 | 出かけよう、日美旅:NHK
http://www.nhk.or.jp/nichibi-blog/400/369931.html
おかざき世界子ども美術博物館 | 岡崎市ホームページ
https://www.city.okazaki.lg.jp/1200/1251/1242/p010841.html
没後100年　岡崎が生んだ天才　村山槐多展 | 岡崎市ホームページ
https://www.city.okazaki.lg.jp/300/305/p023921.html
夭折の画家　村山槐多、１３０点の未公表作確認　公開へ：朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM4P7X9VM4POBJB008.html
没後100年村山槐多展－驚きの新発見作品を一挙公開－ | サントミューゼ
https://www.santomyuze.com/museumevent/100kaitamurayama2019/
東京新聞:藤田嗣治１００年前のパリにて　若き才能　異国で交流:社会(TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018082402000129.html
沿革 | 株式会社サクラクレパス
https://www.craypas.com/info/history/
『脳がびっくり！　錯覚・錯視・ふしぎ博物館』（おかざき世界子ども美術博物館、7月18日～9月13日）：ロボット人間の散歩道：So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2015-09-06