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シンポジウム「安倍政権とメディア 攻防7年」(2019年6月29日、法政大学・外濠校舎) [展示会、セミナー、博物館等]

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 先のblog新聞労連 第62回新研中央集会「官邸会見の役割から考える〜ジャーナリズム、本音と建前」(6月22日)に参加した際、日本ジャーナリスト会議(JCJ)と法政大学図書館司書課程の主催によるシンポジウム「安倍政権とメディア 攻防7年」(6月29日、法政大学・外濠校舎S405教室)の開催案内を頂戴したことを書きました。そして同シンポジウムに参加しました。

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 須貝道雄氏(JCJ役員)の司会で、坂本旬教授(法政大学キャリアデザイン学部)による開会の挨拶、コーディネーターの竹信三恵子氏(元朝日新聞記者、和光大学名誉教授、ジャーナリスト)による本シンポジウムの趣旨とメディアをめぐる状況が概説されました。
 次に阿部岳氏(沖縄タイムス編集委員)により「安倍政権と沖縄メディア攻防7年」と題して私たちに伝わってこない沖縄の現状が紹介されました(阿部氏が執筆された「ルポ沖縄 国家の暴力 現場記者が見た「高江165日」の真実」(2017年、朝日新聞出版)を会場で入手)。
 続いて「安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」の著者である相澤冬樹氏(元NHK記者、大阪日日新聞論説委員)からマスメディアの組織的な問題などについて解説されました。
 柏崎智子氏(東京新聞社会部記者)からは「メディアで働く女性ネットワーク会員」と立場からマスメディアの女性に対する旧態依然とした姿が伝えられました。
 林勝彦氏(元NHKプロデューサー、科学ジャーナリスト)からは福島第一原発事故後の2011年5月から1.5年間の福島の状況を映像化した「いのち」という作品を示され、日本の原子力の問題が指摘されました。
 植村隆氏(元朝日新聞記者、週刊金曜日発行人)からは1991年8月11月に書いた女子挺身隊と称された慰安婦の記事が、2014年になって西岡力により歪曲して伝えられ、朝日バッシングにつながった経緯などが紹介されました(【今週の風考計】6.30─「捏造」を免罪する植村裁判 その忖度判決: Daily JCJを読み、最高裁が大崎事件の再審開始認めない決定をしたこと最高裁が諫早湾干拓事業をめぐる二つの訴訟で堤防排水門の開門を認めない判決を出したことなどを含め、三権分立とひとつである司法が行政に忖度していることがありありとみえ、愕然とさせられています)。
 6月22日の集会で菅官房長官のことが触れられていましたが、シンポジウムの中で総務大臣、郵政民営化担当大臣になったことがメディアに対してそのような力を持つようになったことが指摘され、「そうか・・」となりました。シンポジウムにより、ニュース映像などでは流れてこないため、「こうなっているのでは」と想像していたことが「やはり・・」となりました (T_T)
 Web検索するとネット右翼の書いたと思われるものが多くでてきて正しい情報を覆い隠してしまう現状があります。今回の聴講で各メディアが自由に動けなくなっている状況に対して新聞労連に対する期待が高まっていることを知りました。ジャーナリスト教育を受けた人間として「何ができるか」、「何をしなければいけないか」について考えさせられています。


■ 2019年度 第62回 JCJ賞贈賞式(8月17日午後1時から、プレスセンターホール)
 シンポジウム「メディアと安倍政権 攻防7年」(6月29日)の会場で「2019年度 第62回 JCJ賞贈賞式」が8月17日午後1時からプレスセンターホールで開催のチラシを頂戴しました。元文部科学省事務次官の前川喜平氏による記念講演「安倍官邸とメディア」が行われるとのことで「聴講したい」になっています。

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新聞労連シンポジウム「官邸会見の役割から考える〜ジャーナリズム、本音と建前」(2019年6月22日、文京区区民センター):ロボット人間の散歩道:So-netブログ
https://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2019-06-23
6月29日・シンポジウム「安倍政権とメディア 攻防7年」: Daily JCJ
http://jcj-daily.seesaa.net/article/467191623.html
Daily JCJ
http://jcj-daily.seesaa.net/


企業ファースト化する日本: 虚妄の「働き方改革」を問う

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  • 発売日: 2019/02/23
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ルポ 沖縄 国家の暴力 現場記者が見た「高江165日」の真実

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  • 作者: 阿部 岳
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2017/08/21
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  • 作者: 相澤 冬樹
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  • メディア: 単行本



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