明倫館書店で8冊、2.92 kgを入手。そして加藤寛一郎氏の『墜落』シリーズ [本と映像・音楽の話]
8月20日の国立情報学研究所の市民講座「情報学最前線」を聴講する前、神田神保町の明倫館書店へ行きました。そして店頭の平置き台などに置かれた本から次の8冊を2,500円で入手しました(住処に帰って実測したら2.9kg)。「古書も我慢しよう」だったはずなのですが・・ (^_^;
「なぜかれらは天才的能力を示すのか―サヴァン症候群の驚異」(1990年) ; 200円
「墜落―ハイテク旅客機がなぜ墜ちるのか」(1990年) ; 300円
「データで検証!地球の資源ウソ・ホント - エネルギー、食糧から水資源まで」(2001年);200円
「成長の限界 人類の選択」(2005年) ; 500円
「改訂新版 暗号の数理―作り方と解読の原理 」(2005年) ; 300円
「技術倫理 日本の事例から学ぶ」(2006年) ; 500円
「富士山噴火―ハザードマップで読み解く「Xデー」」(2007年) ; 300円
「海の色が語る地球環境」(2009年) ; 200円
■ 加藤寛一郎氏の『墜落』シリーズ
7月26日、調布飛行場から離陸した小型飛行機が墜落事故を起こしました。加藤寛一郎著「墜落―ハイテク旅客機がなぜ墜ちるのか」を入手したのはその影響かもしれません。この本は米国のNTSB(National Transportation Safety Board)発行の5つの事故報告書をベースに一般向きの本としてまとめたもので、著者のような専門家でも大変な作業で多くの専門家の協力を得たとのことです。四半世紀前に発行された本ですが、ブラックボックス化する飛行機の操縦系統などもあって、今日でも多くのことを教えてくれる本だと思います。
なお、boeing 787 が電動化されていることを耳にしますが、航空機で用いられている電気・油圧・空圧のうち、空圧が電動化されたのであって他は従来通りであることがANAのWebサイトに書かれているのを見つけました。
加藤氏の著書をWeb検索し、2001~2002年にかけて『墜落』と題した次の10巻の本が出版されていたことを知りました。目次を見ただけで気になり、「今度、神田神保町へ行った時に探してみようかな・・」という気分になっています (^_^;
墜落 第1巻 驚愕の真実(2001年2月21日)
墜落 第2巻 新システムの悪夢(2001年2月21日)
墜落 第3巻 機体異常(2001年3月22日)
墜落 第4巻 火災と爆破(2001年4月19日)
墜落 第5巻 エンジン損傷(2001年5月21日)
墜落 第6巻 風と雨の罠(2001年7月18日)
墜落 第7巻 衝突とニアミス(2001年9月20日)
墜落 第8巻 離陸、瞬時の決断(2001年11月20日)
墜落 第9巻 着陸、危険な時間(2002年1月21日)
墜落 第10巻 人間のミス(2002年2月20日)
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企画展「昭和20年 -戦後70年の原点-」(2015年7月25日~8月29日、国立公文書館):ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2015-08-21
自然科学系学術書 明倫館書店
http://www.meirinkanshoten.com/
小型機墜落:「危険予測できたはず」操縦士ら疑問の声 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20150802k0000m040103000c.html
NTSB Home
http://www.ntsb.gov/Pages/default.aspx
boeing 787 Dreamliner
http://www.boeing.com/commercial/787/
ボーイング787型機の電気システムとバッテリー│ANA SKY WEB
https://www.ana.co.jp/share/boeing787info/popup02.html
データで検証!地球の資源ウソ・ホント―エネルギー、食糧から水資源まで (ブルーバックス)
- 作者: 井田 徹治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/01
- メディア: 新書
改訂新版 暗号の数理―作り方と解読の原理 (ブルーバックス)
- 作者: 一松 信
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/09/10
- メディア: 新書
富士山噴火―ハザードマップで読み解く「Xデー」 (ブルーバックス)
- 作者: 鎌田 浩毅
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/21
- メディア: 新書
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