企画展示「文楽入門」(2月7日~5月25日、国立劇場伝統芸能情報館) [展示会、セミナー、博物館等]

人形浄瑠璃文楽がユネスコの世界無形文化遺産とされたことは知っていますが、国立文楽劇場が大阪の日本橋駅近くにあることすら知らなかった輩が私です。「これではいけないなあ・・」と思いながら、何も行動していなかったのですが、国立劇場伝統芸能情報館で2月7日~5月25日、企画展示「文楽入門」が開催されていて午後6時まで(毎月第3水曜日は午後8時まで)見られることを知り、2月8日の展示施設巡りの締めくくりとして見にいきました。
文楽の歴史、人形の演じさせ方(三人遣い)などを様々な資料から学べ、文楽の人形を間近に見ることができ、とても楽しめました。人形の頭(かしら)の製作工程、太棹三味線の製作工程が部材などと一緒に解説されていて、それらの展示に最も反応してしまったのは「性だなあ・・」です(『文楽への誘い ~文楽鑑賞の手引き~』のWebサイトも参考となります)。
シアタースペースには85インチのディスプレイが設置され、下記の映像を見ることができ、「文楽を味わう」を見ました。内容は文楽の「ひらがな盛衰記」の物語を紹介しながら太夫、三味線、人形遣いなどの文楽を理解するための基本を紹介するものでとても楽しめました。「今度、全映像を見に来よう!!」です。
・ 「国立劇場めぐり」(平成23年3月制作、15分)
・ 「歌舞伎の演技 -『一谷嫩軍記による』」(平成24年3月制作、22分)
・ 「能楽入門 -清経-」(平成25年3月制作、22分)
・ 「文楽を味わう」(平成26年3月制作、26分)


COOLPIX P330(改)+ワイコンDW-6で35mm判換算19mmで建物撮影
■ 国立演芸場
国立劇場伝統芸能情報館の近くの国立演芸場の演芸資料展示室では、1979年の開業当時の資料などを通して国立演芸場の歩みと演芸の魅力を紹介する「演芸資料展-開場35周年に寄せて-」が3月22日まで開催されています。午前10時から午後5時までのため、私、今回は見ることできませんでした。

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国立劇場 独立行政法人 日本芸術文化振興会
http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu.html
公益財団法人 文楽協会 オフィシャルウェブサイト
http://www.bunraku.or.jp/
文楽とは 公益財団法人 文楽協会 オフィシャルウェブサイト
http://bunraku.or.jp/about/index.html
文楽への誘い ~文楽鑑賞の手引き~
http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/bunraku/jp/
企画展示「文楽入門」 独立行政法人 日本芸術文化振興会
http://www.ntj.jac.go.jp/topics/kokuritsu/26/4084.html
国立文楽劇場 独立行政法人 日本芸術文化振興会
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku.html
ひらかな盛衰記
http://mozu.mozunoya.net/styled/
国立演芸場 独立行政法人 日本芸術文化振興会
http://www.ntj.jac.go.jp/engei.html
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