法務史料展示室・メッセージギャラリー（中央合同庁舎第６号館赤れんが棟）：ロボット人間の散歩道：SSブログ

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法務史料展示室・メッセージギャラリー（中央合同庁舎第６号館赤れんが棟）　[旧い建築物] [編集]

　旧司法省庁舎であった中央合同庁舎第６号館赤れんが棟は中央合同庁舎第６号館Ａ棟、Ｂ・Ｃ棟等の整備に伴い、1994年に創建時の外観に復原され、国の重要文化財に指定され、法務総合研究所・法務図書館として使用されています。そしてその3階に1995年、法務史料展示室が開設され、2005年にリニューアルに併せてメッセージギャラリーが併設されました。
　「法務史料展示室を見たい」と思いながら、ずぼらな性格から20年・・。そこで先のblogの国立国会図書館へ行く前、「今日こそ」と立ち寄り、見学申込み書類に記入して免許証で本人確認し、持ち物確認と金属探知機の検査の上、入館証の発行を受け、3階の展示室へ上がりました。
　法務史料展示室では司法制度の歴史の一端に触れ、官庁街の都市計画や旧司法省庁舎として建てられた赤れんが棟について知ることができ、充実した時間を過しました。なお、撮影は建物外観と、法務史料展示室・メッセージギャラリー内のみ可（但し、展示物の接写撮影は不可）となっています。

■　法務史料展示室・メッセージギャラリー（3階）

明治10年の地図を見て、皇居の周辺は軍隊関係の敷地だったことを知り、「成程・・」となりました

■　特別展示室
　「明治黎明期の司法官たち」の企画展示がありました。

■　建築史料の展示
　旧司法省庁舎の建設から中央合同庁舎第６号館赤れんが棟として復元工事の歴史が構造に関する実物展示を通して理解することができました。メッセージ・ギャラリーの映像機器で関連する映像を見ることができます。

■　メッセージ・ギャラリー
　メッセージ・ギャラリーでは裁判員制度に関するパネル展示、世界の国民の司法参加として日本、アメリカ合衆国、フランス、ドイツの法廷の模型展示、裁判官バッチなどの展示、メッセージ・ギャラリー・クイズのコーナー、そして様々な映像作品が見られるテレビが置かれています。

【映像作品】
◆法務省の紹介
　・くらしの中の法務省（30:43）
　・その情熱が使命感が秩序を育む　－行刑施設を支える矯正職員の姿－（47:55）
　・君を待つ未来のために　－再出発を支える矯正施設－　（25:50）
◆裁判員制度　もしもあなたが選ばれたら
　　字幕なし（67:42）、字幕あり（67:42）、ダイジェスト（3:42）
◆法テラスをご存知ですか?
　・法テラスをご存知ですか?（6:00）
◆プレゼント
　　字幕なし（15:14）、字幕あり（15:14）
◆桃色クレヨン
　　字幕なし（28:15）、字幕あり（28:15）
◆赤レンガ建築
　・よみがえれ明治の遺産（30:14）
　・未来へ受け継ぐ明治のロマン（8:20）

■　全国の赤レンガ刑務所
　法務史料展示室・メッセージギャラリーの手前に全国の赤レンガ刑務所に関するパネル展示があります。以前の網走刑務所は現在、博物館網走監獄として見学できるようになっているとのことです。ふと、ジャズピアニストの山下洋輔氏の父君が監獄建築を多く手がけた山下啓次郎氏であることを思い出してしまいました。