PENTAX K-7の内蔵ストロボとレンズの組み合わせによって生じる影 [2. 道具(カメラ)]

PENTAX K-7の内蔵フラッシュとDA 16-45mmの組み合わせで生じる影(広角端)
超高層ビルなどの大きな建物の撮影では撮影場所を限定される場合が多く、35mmフィルム換算24mmから始まる広角寄りのズームレンズが1本あると重宝します。PENTAXではDA ★ 16-50mm F2.8ED AL[IE] SDM(565g)とDA 16-45mm F4 ED AL(365g、2009年12月にWebサイトの現行交換レンズからは外れたようです)があります。PENTAX K-7に組み合わせるレンズとして価格(販売数限定で26,800円)と軽量なことから本レンズを選びました。
ズームリングを(カメラ正面から見て)時計方向に回すとズームが伸びるのは他のズームレンズと同様ですが、これが広角側への操作でレンズ鏡胴が最も伸びた状態が広角端であるのは、他の交換レンズと異なるところです。このために広角側でK-7内蔵ストロボのフラッシュ光が上の写真のようにレンズでけられて影ができます。影ができないで済むのは本レンズのズームリングのおよそ22mm(35mmフィルム換算34mm)以上、レンズの保護フィルタを使うとフィルタ枠で23mm(同36mm)以上になります。広角での光学性能を優先させた結果、このような設計になったと思いますが、内蔵ストロボを使用する際は注意が必要です。
なお、同時に入手したSIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OSはレンズ鏡胴が太いこともあり、K-7内蔵ストロボとの組み合わせで同様に広角端で若干、影が生じ、ズームリングのおよそ21mm(同32mm)以上で影ができなくなります。
上記のように使用上の注意はありますが、2003年9月に発売のPENTAX *ist Dの撮像素子(23.5×15.7mm)に対応したイメージサークルで専用設計されたsmc PENTAX-DAシリーズの第1弾となるDA 16-45mm、実際に入手してみて合金製のレンズ鏡胴やPLフィルタの使用を考慮したレンズフードなど、力を入った製品であることが理解できてきました。
【追記】
上記のPENTAX K-7の内蔵フラッシュとDA 16-45mmの組み合わせで広角で生じる影、ストロボディフューザー「影とり」を用いることで目立たなくできます。
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FinePix F300EXRのマクロ撮影の環境整備、「影とり」で一段落:ロボット人間の散歩道:So-netブログ
http://robotic-person.blog.so-net.ne.jp/2012-07-29
ストロボディフューザー「影とり」 SDF-26 ライティング用品 ケンコー・トキナー
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/eq/lighting/strobe_diffuser/01_sdf-26.html

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- メディア: エレクトロニクス
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