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理系白書シンポジウム [科学技術とジャーナリズム]

 早稲田大学・毎日新聞社の主催、島津製作所協賛で4月21日、早稲田大学 国際会議場 井深大記念ホールで理系白書シンポジウム(「第1回MAJESTy Seminar」)が開催されました。
 第1部の基調講演は養老猛司先生による「科学技術ジャーナリストにもとめられるもの」。個人的な立場と組織に属する立場というジャーナリストのあり方による難しさ、真実・事実を科学は追うことを常に問われるがこれはジャーナリストにも共通する、科学(に属するもの)は考えることはやめることはできない、そしてこれができなければ(科学に属することを)やめねばならない、ジャーナリストは科学の分野と一般の人の間にある塀の上を歩く人間、情報は実はやわらかいものではなく硬いもの、など話の中でのひとつひとつの言葉が「なるほど、こういう見方もあるか」と興味深く聞くことができました。
 第2部の「理系白書シンポジウム」は、テレビ、新聞、科学雑誌、技術雑誌、サイエンスライターの5人の登壇し、「科学技術をどう伝えるか」ということについてのパネルディスカッション。日本でサイエンス誌が部数がでない理由についての話など、興味深い話が多数ありました。


パネルディスカッション

理系白書

理系白書

  • 作者: 毎日新聞科学環境部
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/06/21
  • メディア: 単行本


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kenta-ok

確かこの理系白書は、理系出身のものが待遇・昇進面で文系のものより遅れているということが、データで書かれていたと思います。
by kenta-ok (2006-04-22 18:51) 

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